IAPHについて
活動概要
- 世界港湾会議
- 技術委員会
- 各賞と奨学金制度
- 国際機関との協力
- 出版と広報
- 開発途上国港湾への支援
- 女性フォーラム
世界港湾会議(World Ports Conference)
国際港湾協会の総会は毎年開催され、世界港湾会議(World Ports Conference)と呼ばれています。重要事項は総会時に開催される年次全体会議(Annual General Meeting)で討議されます。世界の港湾・海事産業が直面するさまざまな問題・課題を取り上げる作業部会(Working Session)も総会で開催され、参加者が最新の情報・意見を交換するフォーラムの役目を果たしています。
>総会の開催履歴はここをクリック
技術委員会
技術委員会の活動は協会の屋台骨と言われるように、当会の活動のなかで最も重要なものとして位置づけられています。委員会が定めた2年間の活動テーマに基づき、港湾の管理・運営に関わるさまざまな問題を調査・研究し、その成果を総会の場で発表しています。
委員会は毎年開催される総会に併せて開かれますが、委員会によっては総会と総会の間に世界各地で会議を開いたり、またネット会議を行っている委員会もあります。
現在は以下の9つの委員会がそれぞれ活動しています。
1. 広報・地域社会委員会
2. 港湾経済・財政委員会
3. クルーズ委員会
4. 港湾安全・保安委員会
5. 港湾環境委員会
6. 法律委員会
7. 港湾計画・開発委員会
8. 港湾運営・ロジスティックス委員会
9. 貿易手続簡素化・情報システム委員会
詳細はIAPHのホームページ(英文 会員限定)にてご覧いただけます。
各賞と奨学金制度
●秋山賞 (協会創始者の一人である秋山龍氏を記念したエッセイ・コンテスト)
●世界港湾持続可能賞 (SDGsを考慮したの5つの分野:Resilient infrastructure, Climate and energy, Safety and security, Community outreach and port-city dialogue, and Governance and ethics)
●女性フォーラム (Women’s Forum)奨学金制度(2年ごとに募集)
http://www.iaphworldports.org/awards

(IT AWARDの表彰)
●IAPHトレーニング奨学金 開発途上国正会員対象
応募の詳細(英文): PDF文書
国際機関との協力
国連経済社会理事会(ECOSOC)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国際海事機関(IMO)、国連環境計画(UNEP)、国際労働機関(ILO)、世界関税機関(WCO)から、国際港湾協会は公式なNGO諮問機関として認定されています。港湾に関する国際的な問題に世界の港湾界を代表して会議に参加し、意見を述べ、必要に応じて作業部会等に参画し、提案・勧告も随時行っています。
最近では港湾の保安(Port Security)や環境問題についての提言を行っています。
この他にも国際航路協会(PIANC)、全米港湾協会(AAPA)など、海事関係の国際機関や友好団体と協力関係を保ちながら、さまざまな活動を行っています。
出版と広報
協会機関誌「Ports & Harbors」(英文)はIHS Markit に編集を委託し、年6回の発行となりました。世界の港湾の最新ニュースや港湾・海事に関する論文などを掲載しています。
技術委員会の成果は、その都度、総会に報告書として提出されており、各種の調査の結果も刊行しています。それらは、他の国際機関にも広く活用されています。
ホームページhttp://www.iaphworldports.org (英文)を開設し、世界各地の会員、団体に情報を提供しています。会員頁 は会員間の意見交換ができる場となっています。世界港湾会議や「Ports&Harbors」のバックナンバーなど港湾をとりまく時代変化を示す資料としても活用されています。






開発途上港湾への支援

- 開発途上港湾の職員がIAPH認定の研修講座を受講する際、費用の一部を助成し、人材育成を支援しています。
- 開発途上港湾の職員を対象に2年ごとに、港湾サービスの向上というテーマで論文コンクールを開催し、最優秀作品に“秋山賞”を授与しています。受賞者はその直後に開かれる世界港湾会議に招かれ表彰されます。
女性フォーラム(Women’s Forum)

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